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一般撮影と呼ばれ、検診等でなじみのある胸部(肺)や腹部、全身の骨を撮影する部屋が2部屋、バリウムの他、造影剤を使う透視室が2部屋(内1部屋は血管造影が併用)、CT撮影、乳房撮影室、その他手術中に使用する透視装置、病室・急患室で使用するポータブル撮影装置を配置しています。各診療科・地域の診療所・歯科(インプラント)の検査依頼に対応し、そのほとんどはデジタル画像であり診断能の高い情報として、提供しています。
 
 

H22年4月1日より稼動しています。
通常、略して[パックス]と呼ばれ、日本語では医療画像総合管理機器といいます。
今までフィルム運用によって読影・診察が行われていましたが、撮影された画像はコンピューター(サーバー)に保存され、端末装置のある各外来・病棟にて必要なときにいつでも画像が閲覧できます。
当院で撮影された導入前1年分のデジタル画像も全てサーバーに取り込み済みのため、H27年3月現在で、6年分以上の履歴画像が保存されており、比較も容易にできます。
患者様には現像にかかる待ち時間や持ち運ぶ手間がなくなり、スピーディな診断に貢献します。ご希望や紹介先に画像をお持ちいただく場合もCD1枚で手軽です。
(マンモグラフィーのみフィルムによる診断を行なっています。)

 

DR(デジタルラジオグラフィー) H25年9月に導入しました。
以前はフィルムに代わる画像装置として人体を透過したX線を媒体であるCR(コンピューテッドラジオグラフィー)プレートに記憶させ処理装置で読み取り画像にするデジタル方式でしたが、昨今は人体を透過したX線を瞬時に電気信号に変換し、画像にするフラットパネルディテクター(FPD)方式に移行しています。
特徴
  • 今回導入したFPDは特に高感度であり従来のCRシステムと比較して最大50%減の放射線量で同画質の画像を得られます。
  • 少ない放射線量で撮影可能な分、人体に受ける被曝線量が低減します。
  • 撮影画像の確認がX線照射後2秒以内で可能となったため、再撮影を含めたあらゆるシーンにおいて検査終了時間が短くなり待ち時間が少なくなりました。
  • 病棟患者様の撮影においても一度の回診で多人数の撮影が可能でありその場で処置後の画像確認も出来て、業務効率が上がります。
    ※一部の撮影と非常時にはCRシステムを使用しています。
  • X線発生装置 H26年3月に更新しました。
    最新式の高効率のインバーター式X線装置でDRシステムと相俟って被曝低減とX線曝射時間の短縮により乳幼児を含めて難しい状況下においても診断可能な画像撮影で可能なり再撮影率が低くなりました。
     

    H22年9月28日更新しました。
    被曝低減とPACSに対応するため、DICOM規格の装置に更新しました。
    X線を使って体内の透視画像がリアルタイムに動画で観察できます。    
    骨折の整復などの単純透視・造影剤を使用する造影検査・バリウムを使う胃部や大腸の検査に使われます。
    また、検査手法を用いて治療を行うIVR(インターベンショナルラジオロギー)は低侵性で患者様の精神的・肉体的負担が少ないため積極的に取り入れられている治療法は放射線科の透視撮影室で行われます。


     DR装置(デジタルラジオグラフィー)
    上記X線テレビ装置の画像部分をコンピューター処理して、デジタル化したものをDRと呼び、CRと同様の処理が可能となるため様々な検査に対応できる装置で血管撮影の他、連続撮影を必要とする検査に使用します。また診断を容易にするために画像を拡大する・白黒反転など簡単に行えるほか、上記の血管撮影時には血管のみを画像化する、DSA(デジタルサブトラクションアンギオグラフィー)にも対応しています。検査中(透視中)は、X線を間欠的に出す機能によって患者様の被曝線量の低減に寄与しています。

    ※血管撮影以外の透視装置は2台でバックアップ体制も整い、装置が全てデジタル(対応)装置となりました。
     

    GE社製16列マルチCTを設置しています。本装置の特徴は、以前の装置が体の回りを1回転する度に1枚(スライス)の画像しか得られなかったものが最大16枚(スライス)の画像を撮影でき、撮影幅(範囲)も1cmから2cmと2倍になったことです。なおかつ病変のある場合の精密(薄切り)スキャンも同時収集してしまうため、検査は短時間(最大1/10)で済み、装置の性能向上で高画質の上、被曝線量も低減(最大1/3)します。

    また、骨・血管・臓器等の立体像はもちろん急性期の脳梗塞診断や血管、大腸内を観察できる機能も搭載し、検査内容、対象が増えました。地域の皆様に貢献するとともに、病診連携、検診、インプラント計画等でご依頼頂ければ幸いです。

     

     

    放射線撮影室まで来る事が出来ない患者さん(救急・重症・寝たきり)のために、移動型のX線撮影装置があります。高出力タイプのため、呼吸をしたままでもブレることなく撮影が可能で、静音のため夜間など他の患者さんにも迷惑を掛けません。
     

    手術室において主に整形分野で最善の手術が行われるように、途中経過を透視像で観察するための装置です。あらゆる方向からのアプローチが可能な機構となっています。
    またDR装置同様にX線被曝を低減させる機能も装備しています。
     

    H26年5月に更新しました。
    特徴
    本装置は「受診者様の痛みと心理的負担の軽減」をコンセプトに女性中心で設計されました。受診者様の一番の負担は痛みだと思います。マンモグラフィー(MMG)撮影には細かい撮影基準がありますが、中でも病変の有無を確認しやすくするために10Kg程度の圧力で乳房全体を均等な厚みに圧迫することが大前提となっています。
    少しでも負担を軽減するため乳房を挟む圧迫板を撮影位置に達する前から弱めることで急激な痛みを緩和する機構になっています。装置の体の触れる部分は全て丸味をもたせ、不快感をなくし受診者様も操作者にも撮影時に楽な体勢がとれて撮影時間を短縮する工夫がされています。

    乳房撮影室は専用で更衣室付きの独立した部屋で、場所は以前と変わらず一目の気にならない待合から見え難い位置にあり、装置の更新に合わせて再リフォームを施し少し広い空間としました。

  • ◯当院はマンモグラフィー撮影に関わるX線量・画質基準を満たす施設認定(※1)を取得しています。
  • 本院の乳房健診の内容(ほぼ女性技師が撮影いたしております)
    1.
    3名のマンモグラフィー撮影認定技師(※2)のうち2名の女性がほぼ撮影致します。
    2.
    左右の乳房それぞれ上下、斜め方向から合計4回撮影します。
    (諸事情により2回の場合もあります。)
    3.
    撮影したプレート(媒体)は画像読み取り装置でデータを処理され、その場で適切か否かをモニターで確認したのちフィルムを作成します。
    4.
    医師が診察を行います。
    (健診内容により触診と撮影が前後する場合や触診を行わない場合があります。)
    5.
    2名のマンモグラフィー読影認定医(※3)が、それぞれフィルムを読影し精度・信頼性を維持するために、Wチェックを行います。

    川崎市の乳癌検診では当院の放射線科医(マンモグラフィー読影認定医)が一次読影を行い、その後医師会で行っている二次読影会に提出して最終判定を行っています。
    (各認定医の※1〜※3は日本乳がん検診精度管理中央機構によるものです。)


    壮年期の女性死亡原因のトップは乳癌であり、日本女性が一生の間に罹患する確率は14人にひとりと言われています。40歳以上の検診受診率は欧米の約5割に比べ2割程度と低い水準にあります。
    片や関心の高い方もおられ本院においても毎年2,000名以上の方がマンモグラフィー検査を受けられています。
    私どもは皆さまのお役に立てるよう精度の維持・向上に向け、日々精進しています。
    40歳以上の女性の方は、是非一年に一回の検診をお勧め致します。

    ※検診のほか、乳房に自覚症状のある方やご心配を抱えた方は乳腺外来にて、女性医師が診療を行っておりますので早期に受診をお勧め致します。

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